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車の豆知識

タイヤのパンク主な原因

道路のコンディションが昔と比べて良くなったことや、タイヤの性能・耐久性が向上したことでパンクすることは少なくなりました。
また、現在のタイヤのほとんどはチューブレスで、構造上パンクしても急激に空気が抜けることは少ないため、タイヤがぺちゃんこになるまで気が付かなかった、ということも珍しくありません🙄
ですが、パンクをしていても走行できるからといって、放置するのはおすすめできません。
運転中にハンドルが取られたり、車が傾いたりするような感触があったら早めにパンクを疑ったほうが良いでしょう。
そこで本日は、がパンクしてしまう主な要因や、タイヤがパンクしたらやってはいけないこと、タイヤがパンクした時の対処法などについて解説します👍

異物がタイヤに突き刺さる

タイヤがパンクしてしまう原因として多いのは、路面に落ちている釘やネジなどの異物が突き刺さったことによるものです。中でも、前輪が異物を跳ね上げて、後輪がそれを踏んで突き刺さるというパターンが多く見られます。
異物が突き刺さった場合、タイヤの中の空気は急激には漏れず、徐々に漏れていくことが多いです。異物が突き刺さってもしばらくの間気が付かず、ある日空気が抜けきって平らに凹んだタイヤを見てようやくパンクに気が付くというケースが多い傾向にあります🤦‍♂️

空気圧の調整が不十分である

タイヤは種別やサイズごとに指定空気圧が定められており、規定値を外れた空気圧はパンクの原因となります。タイヤの空気圧が指定空気圧よりも低い状態で走行するとタイヤが変形を繰り返しながら回転するため、燃費や乗り心地が悪化し転がり抵抗が増える要因にもつながります。😯
この状態で高速道路を高速で走行すると、低速走行では起こらない摩擦にタイヤが晒されて熱を持ち、摩擦による内部構造の損傷と相まってバースト(破裂)に至ることもあります。😥

タイヤのゴムが劣化している

タイヤの一部には金属も使われていますが、成分のほとんどはゴムです。ゴムである以上、紫外線や雨風に晒されたり時間が経過したりすれば劣化していくのは避けられません。このように劣化したタイヤは弾力性が失われて固くなり、雨の日にはスリップしやすくなったり、長期の使用ではパンクやバーストしやすくなったりする可能性があります。😔
タイヤの寿命は一般的には使用開始後3年から5年程度とされており、目に見える不具合がなかったり、制動力の衰えが感じられなかったりしても劣化が進行していることもあります。タイヤの寿命を念頭に置きつつ、定期的にチェック・交換するのがおすすめです。👍